9月7日に「PA大海物語Withアグネス・ラムPE」が導入されます。
この記事を見に来た人が一番知りたいのは、たぶんこれですよね。
「結局、何回転から打てるの?」
まずそこから答えます。
1Rあたりの実質出玉を100玉、時給2,400円を基準にすると、
- 16回転/千円なら 146回転〜
- 17回転/千円なら 134回転〜
- 18回転/千円なら 121回転〜
このあたりが打ち始めの目安になります。
ただ、この記事で伝えたいのは「134回転から打てばOK」みたいな話だけではありません。
むしろ大事なのはその先です。
同じアグネスでも、
その店で何回るのか?
実際に何玉取れるのか?
いつ釘が動くのか?
ライバルがどれくらいいるのか?
ここまで考えると、同じ134回転でも「打つ店」と「打たない店」が出てきます。
なので今回は、期待値表を出すだけではなく、
自分の行く店でどう使えばいいのか
まで考えてみます。
まずスペックを簡単に
細かいところは一旦置いておいて、遊タイム狙いで必要な部分だけ。
- 大当り確率:低確1/99.9・高確1/19.5
- ST突入率:100%
- ST:10回転
- 時短:90回/40回/15回
- 遊タイム:低確率239回転消化で時短10,000回
- 公称出玉:1080/648/432個
遊タイムに入ると時短10,000回。
まあ、実質当たるまで回ります。
期待値を見てみる
遊タイムの突入はデータカウンター249回転です。導入日(9/7)に実機で確認しました。
内部の低確239回転にST10回転が加わって249。データカウンターはST中の回転も数えるので、こういう数字になります。
表のカウンター表示はこの249基準で置き直しています。
また、ラムクリア後0回転だけは、内部的には低確239回転なので、期待値も239回転で計算しています。
条件は4円等価・25玉交換。
出玉は公称108玉/Rですが、実戦では当然そのまま108玉取れるわけではありません。
そこで今回は、大当り後の電サポ中の増減まで含めた実質値として、
- 105玉
- 100玉
- 90玉
の3パターンで計算しています。
それと、当たって時短が終わったあとには残保留が5個ほど残ります。この分の抽選は、連チャンの引き戻しとして計算に含めています。
1R実質105玉
等価ボーダーは約16.1回転です。
| カウンター表示 | 遊タイムまで | 14.0 | 15.0 | 16.0 | 17.0 | 18.0 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0(ラムクリア後) | 239 | −836 | −403 | −24 | +310 | +607 | |
| 30 | 219 | −698 | −275 | +95 | +422 | +712 | 時短15抜け |
| 55 | 194 | −483 | −75 | +282 | +597 | +877 | 時短40抜け |
| 105 | 144 | +150 | +514 | +832 | +1,113 | +1,363 | 時短90抜け |
| 150 | 99 | +1,066 | +1,366 | +1,629 | +1,861 | +2,066 | |
| 200 | 49 | +2,712 | +2,897 | +3,059 | +3,202 | +3,329 |
1R実質100玉
僕としては、とりあえずこのあたりを中心に見ています。
等価ボーダーは約16.9回転。
| カウンター表示 | 遊タイムまで | 14.0 | 15.0 | 16.0 | 17.0 | 18.0 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0(ラムクリア後) | 239 | −1,106 | −673 | −295 | +39 | +336 | |
| 30 | 219 | −969 | −546 | −176 | +151 | +442 | 時短15抜け |
| 55 | 194 | −754 | −346 | +12 | +327 | +607 | 時短40抜け |
| 105 | 144 | −121 | +243 | +562 | +843 | +1,092 | 時短90抜け |
| 150 | 99 | +796 | +1,096 | +1,358 | +1,590 | +1,796 | |
| 200 | 49 | +2,442 | +2,627 | +2,789 | +2,932 | +3,059 |
1R実質90玉
かなり出玉が厳しい場合も見ておきます。
等価ボーダーは約18.8回転です。
| カウンター表示 | 遊タイムまで | 14.0 | 15.0 | 16.0 | 17.0 | 18.0 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0(ラムクリア後) | 239 | −1,648 | −1,215 | −836 | −502 | −205 | |
| 30 | 219 | −1,510 | −1,087 | −717 | −390 | −100 | 時短15抜け |
| 55 | 194 | −1,295 | −887 | −530 | −215 | +65 | 時短40抜け |
| 105 | 144 | −662 | −298 | +20 | +301 | +551 | 時短90抜け |
| 150 | 99 | +254 | +554 | +817 | +1,049 | +1,254 | |
| 200 | 49 | +1,900 | +2,085 | +2,247 | +2,390 | +2,517 |
こうして並べると結構分かりやすいです。
同じアグネスでも、
- 105玉なら16.1
- 100玉なら16.9
- 90玉なら18.8
までボーダーが動きます。
これはラムクリア後の0回転から当たるまでのボーダーです。当たった後も同じ台を打ち続けて1日打ち切る場合は、時短抜けの位置から再スタートになるので少し甘くなって、105玉なら15.4、100玉なら16.2、90玉なら18.0くらいです。
なので、
「アグネスのボーダーは16.9です」
だけだと、実戦ではちょっと足りないんですよね。
実際にどれくらい玉が取れているのかまで見ないと、本当のところは分かりません。
じゃあ、何回転から打つの?
ここで最初の話に戻ります。
期待値がプラスになるところから全部打つ、という考え方もあります。
ただ、僕はスロットも打つので、パチンコだけ別の基準にはしたくありません。
そこで今回は、比較用として時給2,400円を使っています。
スロットで機械割105%くらいの台を打った場合の時給を約2,400円として、
「このスロットと、この遊タイムならどっちを打つ?」
を同じ数字で考えるためです。
当然ですが、時給2,400円未満は打ってはいけない、という意味ではありません。
スロットに何もなければ、時給1,500円でも2,000円でも遊タイムを打つことはあります。
僕も期待値1,000円程度なら普通に打つことがあります。
要は比較するための基準です。
時給2,400円になる打ち始めライン
| 1R実質 | 14.0 | 15.0 | 16.0 | 17.0 | 18.0 |
|---|---|---|---|---|---|
| 105玉 | 157〜 | 146〜 | 133〜 | 119〜 | 103〜 |
| 100玉 | 166〜 | 156〜 | 146〜 | 134〜 | 121〜 |
| 90玉 | 181〜 | 174〜 | 167〜 | 159〜 | 150〜 |
時給の前提は通常時250回転/hの仮定です。導入日の実測では、22回転の台で約350回転/hでした。回転率が低い台ほど保留が切れて時速は落ちますが、それでも300回転/h前後は出ると見ています。回転率16〜17の台で実測が取れ次第、この前提を更新します。時速が上がると、打ち始めのラインは上の表より10回転ほど浅くなります。
1R100玉で見ると、
16回転なら146〜。
18回転なら121〜。
たった2回転/千円違うだけで、狙い目が25回転変わります。
この差はかなり大きいです。
「この店の回転率」が分かると立ち回りが変わる
ここからが、僕としては結構大事なところです。
例えば、普段行く店がパチンコにあまり力を入れていなくて、イベント日でも16回転くらいしか回らないとします。
1R100玉なら、時給2,400円ラインは146回転くらい。
だったら極端な話、
「この店では140前半までほぼ見なくていいな」
と判断できます。
いちいち全部の台を細かく計算しなくてもいい。
逆に18回転くらい回る店なら、121回転を目安にデータカウンターを見ていけばいい。
120回転そこそこですよ。
普通のお客さんから見たら、まだそこまでハマっている感じはしないと思います。
つまり回る店では、
期待値が高くなるだけじゃなく、他の人がまだ気にしない浅いところから打てる
というメリットがあります。
これ、拾いやすさにもかなり関係してきます。
16回しか回らない店だと146くらいまで待たないといけない。
そこまでハマっていれば、遊タイムを詳しく知らない人でも普通に座る可能性があります。
一方、18回回るなら120そこそこから見られる。
だから単純に、
「回る店だから得」
だけではないんですよね。
回ることで狙い目が浅くなって、結果的にライバルとぶつかる前の台まで触れる可能性があります。
店は「どれくらい回るか」だけ見ればいいわけでもない
ただし、18回回る店なら絶対にいいかというと、そうでもありません。
同じことを考えている人が10人いたら、121なんてまず空きません。
逆に16回くらいしか回らない店でも、遊タイムを狙っている人が全然いなければ、深い台が普通に残るかもしれません。
なので僕が見たいのは、
- 普段どれくらい回るのか
- 特定日や新台期間でどれくらい変わるのか
- 何回転くらいで捨てられることが多いのか
- 遊タイムを意識している人がどれくらいいるのか
このあたりです。
あと、「この店は18回る」だけじゃなくて、
いつ18回るのか
も結構重要です。
普段16だけどイベント日は18。
新台期間だけ甘い。
海だけ扱いがいい。
こういう店ごとの癖が分かってくると、
「今日はこの店だから140でも見る」
「今日は通常営業だから150未満は見ない」
みたいな判断ができるようになります。
そして一番大事なのは再現性です。
たまたま1日よく回った台があっても、それが次も続くのかどうか。
同じ条件(曜日・イベント・時期)で何度か記録して、同じように回るなら、それは店の癖として使えます。
1回だけの数字は、まだ「情報」であって「基準」ではありません。
もう1つ、同じ店でも台ごとに回転率は違います。
釘だけでなく、台のネカセ(傾き)でも回り方が変わります。
だから台ごとに釘やネカセの評価を残しておくと、次に座るときの判断がかなり早くなります。
遊タイム実戦ツールには、台ごとに釘・ネカセの評価を記録して、その条件で回転率を絞り込んで見る機能を入れてあります。
「この台はネカセが悪いから、同じ店でも1回転落ちる」みたいなことが、記録から見えてきます。
僕はこの辺まで含めて「店内状況」だと思っています。

ボーダーや期待値表は「答え」じゃなくて基準
ネットに出ているボーダーや期待値表はもちろん大事です。
僕も使います。
ただ、そこに書いてある数字をそのまま暗記するより、
自分が行く店の数字に置き換えていく
方が大事だと思っています。
だから、僕としては
公開されている数字を見る
↓
自分で実測する
↓
自分の店の数字に変えていく
この流れが一番大事かなと思っています。
スロットとパチンコを同じ基準で見る
僕が今回、わざわざ時給まで出した理由もここです。
スロットだと、
「機械割105%」
「期待値2,000円」
みたいな話を普通にします。
でもパチンコになると急に、
「ボーダー17回」
「遊タイムまで150回」
みたいに物差しが変わる。
別に分ける必要はないと思うんですよね。
最終的にはどちらも、時間を使って期待値を積むものです。
だったら時給にして比べればいい。
スロットに時給2,400円の台があればそっち。
何もなければパチンコ島を見る。
アグネスに時給1,500円とか2,000円の台が残っていたら、それを打つ。
逆にパチンコで3,000円あるなら、無理にスロットにこだわる必要もない。
パチンコとスロットを同じ数字で比べる。
これができるだけでも、立ち回りの幅はかなり広がると思っています。
実際に測って更新していく
この記事は導入時点で書いたもので、まだ仮定の部分もあります。
確認したいのは、
- 大当り後の電サポまで含めて、平均的に何玉取れるのか(1R実質玉数)
- 遊タイム中に平均的にどれくらい玉が減るのか
- 通常時に1時間でどれくらい回せるのか
このあたりです。
ここは実際に打ちながら確認を続けています。
遊タイム実戦ツールでは、回転率や1R平均出玉を記録できるようにしています。
最初はこの記事の数字を参考にする。
そこから打つたびに、
「この店の回転率は?」
「実際に何玉取れてる?」
という数字を貯めていく。
そうすれば、
「ネットに134回転からって書いてあったから打つ」
ではなく、
「この店はこれくらい回るし、出玉もこれくらい取れてるから、この辺から打つ」
という判断ができるようになります。
僕は、こっちの方が立ち回りとしてはずっと大事だと思っています。
まとめ
アグネスPEは遊タイムが浅いので、かなり面白い立ち回りができそうです。
ただ、
「何回転から打つか」だけ覚えて終わり
ではもったいないです。
同じ1R100玉でも、
16回転なら146〜。
18回転なら121〜。
これだけで25回転も変わります。
さらに、
- 店の釘
- 時期
- 出玉
- ライバル
まで見れば、同じ機種でも立ち回りはかなり変わります。
期待値表やボーダーは、答えそのものではありません。
自分の店でどう動くかを考えるための基準。
僕はそう考えています。
パチンコでもパチスロでも、
測る。
積み上げる。
比較する。
結局やることは同じです。
その中から、その時一番いい台を選ぶ。
アグネスPEも実測を追加しながら、自分の店で使える狙い目に変えていきます。
遊タイム実戦ツールはこちら。
→ https://slot-tools.jp/yutime-v3.html
計算の前提と手順はすべて公開しています。誤りがあれば指摘してください。転記は引用元とこの記事URLの明記を条件に自由です。
